どうも、こじです。
ここ近年のエンジニア不足とITに対する価値の高まりを受け、エンジニアになりたいという人が増えてきたな~という印象を受けます。
2020年にプログラミング教育が必修化するだとか、エンジニアが足りないだとか、エンジニアは稼げるだとか色々な情報があってエンジニアに興味を持つ人が増えるのはとてもいいことだと思いますね。
ただ、どんなことにも向き不向き、つまり「適性」ってものがあるので、まずは自分がエンジニアに向いているかどうかを調べてからのほうがいいんじゃないかな~って思ってこの記事を書きました。
完全に独断と偏見で判断してますが、参考になれば幸いです。
プログラミングを始める前に
エンジニアの需要増加を受け、Web広告を見てて近頃は特にプログラミングスクールが増えてきたなと感じます。
そして、プログラミングスクールが増えたことによる、広告収入目当てのブログやサイトも増えてきましたね。
それらの誇大広告に踊らされてプログラミングスクールに通う前に、エンジニアに興味を持った時点でまずは「自分はエンジニアに向いているのかどうか」を調べることをおススメします。
なぜこう言うかというと、自分の向き不向きを見極めずにプログラミングスクールに入校して、もし自分にプログラミングが向かないとわかったとき、時間やお金が無駄になるからですね。
本当にもったいないと思いますよ。
プログラミングスクールの前にまずは適性を調べよう
僕は今フリーランスエンジニアをやっていますが、プログラミングスクールにも通った経験もあります。
ちなみに僕が入校したときの受講生の割合は「IT系経験者50%、IT系未経験50%」と大体半分くらいでしたが、未経験者からの脱落が圧倒的に多かったです。
経験者の場合は本業が炎上するとどうしても・・・ね。。。
僕のときはたまたま脱落者は未経験者が多かったということもありますが、どこのプログラミングスクールでも未経験者の脱落者は結構な数がいると思います。
- 「未経験からエンジニアを目指してプログラミング始めてみたけど、思ったよりも難しくて諦めた」とか
- 「プログラミングやってみたら思ったよりも苦痛だった」とか
- 「プログラミングスクール入ったけど、カリキュラムも教えてくれる人も微妙だった」とかとか
こういうプログラミングやプログラミングスクールに対するネガティブな情報や失敗したというエピソードは、体験者が語りたがらないのであまり出回らないんですよ。
あとは体験者が発信できる媒体が無かったり、そもそも発信できるほどの実力も無いとか。
だからネット上には、成功者の意見やキラキラした良さそうな意見ばっかりが出回るわけですね。
そういう記事や情報を見て、興味をもつところまではいいと思います。
ただ、メリットばかり見て物事を判断して、勢いでプログラミングスクール入ってやってみたらなんか違うってなるなんて、「アホだなぁ~」としか思えないんですよね。(軟式globe風)
そんなことになる前に自分のエンジニア適性を調べようよって話です。
例えばですけど、野球やったこと無い人がプロ野球選手になるって言ったらなんて思いますか?
いやいや待て待て、まずは野球をやってみたら?ってなりませんか?
それと同じです。
僕の独断と偏見で考えるエンジニアの向き不向き
僕は大学からITの世界に飛び込んだわけですが、エンジニアの仕事の中で特にプログラミングは適性があるなと思っています。
大学にいたころの友人間や、社会に出て仕事としてプログラミングをしてみても、実際の成果物や成果を出す過程に大きな差があるからですね。
プログラミングの世界では「出来るプログラマーと出来ないプログラマーの生産性は10~100倍違う」という説がありますが、経験上あながち間違いじゃないと思っています。
大学の頃の話ですが、プログラミングの課題を10分で終わらせることが出来る人と、真面目に取り組んでも次の講義までに終わらなかった人などがいたりしたので。
プログラマーの生産性について気になる人は「プログラマー 生産性」などでググってみると面白いですよ。
さて、前置きはこのぐらいにして、エンジニアにはどんな適性があるのかを順番に書いて見ましたので、参考にしてください。
なお、異論は認めます笑
※現役エンジニアの方は他にも何かあればご意見いただけると嬉しいです。
まずは大前提
- PCを触ることに嫌悪感や抵抗感が無いこと
- 座り仕事が苦にならないこと
- 一人で集中して黙々と作業をすることができること
- 頭脳労働ということを理解していて、頭を使うことは苦手じゃないこと
上記はエンジニアとしての大前提で、そもそもじっとしていられないだとか、肉体労働がいいだとか、みんなでワイワイ働きたいだとかを好む人には、エンジニアは向きません。
特にプログラミングなんて無理でしょうから、大人しく諦めて他の道を選んだほうが賢明です。
仕事として成り立つ
- そういうもんかと割り切ることができる
- 物事の規則やルールを見つけ、仮説を立てることが出来る
- 立てた仮説を実験し、結果を検証できる
- 論理的な思考ができる
- 物事を逆算して考えることができる
- 好奇心旺盛で新しいことが好き
- 人とコミュニケーションをとることにも積極的になれる
- 必要に迫られれば勉強することが出来る
ここら辺が出来れば、エンジニアとしてやっていけると思います。
というか、ビジネスマンとしてですかね?
適性がある、向いている
- プログラミングが楽しいと思える
- ものづくりが好き
- 考えることが好きor得意
- 技術を面白いと思える
- 自ら進んで勉強することができる
当てはまる数が多ければ多いほど、エンジニアは向いています。
天職
- 好きこそものの上手なれを体現している
つまり、IT技術を楽しいと思えて、四六時中IT技術のことを考え、プログラミングをしてしまうような人のことです。
言わずもがな最強です。
自ら自分の時間をたくさん使ってどんどん自分の技術を高めていきます。
まるで息をするが如く・・・
こういう人はめったにいませんし、ある意味変態なんだと思います。(褒め言葉)
と、ここまでは性格的な適性についてお話しました。
最後に能力的な適性について
ざっくりお話しすると、簡単な IQ テストなどがプログラマーの能力的な資質を出すのに向いているので紹介します。
下記リンクはプログラミングに必要な思考力を測るのにお手ごろな IQ テストです。
参考として、 IQ 診断結果を紹介します。
これが結構納得できるところがあり、面白いので笑
145以上⇒神。Googleとかで働いて下さいw
140以上⇒日本では無敵レベルw
130以上⇒才能だけで楽々出世して行けるでしょう。
120以上⇒多少努力が必要ですがIT企業で普通にやっていけます。
110以上⇒頑張れば何とかなるけど、出世は諦めた方が良いでしょう。
それ以下⇒残念ながら向いてないです。他の職種をお勧めします。
ちなみに僕は、123だったかな?120台だったことは間違いありません。
ある程度なら思考力は鍛えられるので、プログラマーのとしての能力も本人の努力次第で伸ばせることでしょう。
ん?あぁ、こう思うのは僕が120台だからか笑
参考までにこちらもどうぞ。
SEやプログラマーなどの適性が3分でわかる!『CABテスト』
【堀江貴文氏インタビュー】一つところにとどまって満足するエンジニアを、僕は信用しない。
誰でもエンジニアになれるって本当?
そうですね。
現状の日本なら誰でもなれると思いますよ。
上記で挙げた個人の適性を完全に無視して、ただエンジニアになるだけならですけど。
海外ではエンジニアになるために、学位として大学や大学院でコンピュータサイエンスを修める必要があり、高度な専門職として社会的に優遇されています。
そのため、海外のエンジニアは地位も高く、収入も高いのです。
一方日本はというと、学位は一切関係ありませんし、文系理系問わず新卒一括採用でエンジニア採用をしたり、未経験者にも広くエンジニアの道が開かれています。
さらに、日本独自の文化もあり、エンジニアの地位や収入は平均するとそれほど高いとは言えないでしょう。
最近は日本のエンジニアの地位も上がってきたような感じはしますが、依然として海外のエンジニアと比較すると待遇は悪く、プログラミングを軽く見られている感が拭えません。
僕がよく読んでいる米村さん(株式会社アクシア 代表取締役)のブログを紹介します。
ただし、このエンジニアという職業は、自分の努力が最も報われやすい職業だと思っています。
自分が頑張った分だけ、希望の仕事に就くことができるし、収入も上げることが出来るし、なんなら働く場所も選べます。
現在フリーランスのエンジニアが、最も努力のコストパフォーマンスが高い職業でしょうね。
まとめ
とまあ、ここまで色々理屈っぽく色々言ってきましたが、興味があるならまずやってみればいいと思います。
今時、ちょっと調べれば無料で利用できる優秀なWebサービスがたくさんありますし、始めの一歩がとても踏み出しやすくなっています。
難しく考えないで、やりたければやればいいと思う。
悩んでる時間がもったいない。
「色々調べて、よく考え、結局何もしない」のが日本人らしいですから、行動するだけで回りと差をつけられますよ。
上で書いたとおり向き不向きはあると思いますが。
今回はこんな感じで。